【アヒルと鴨のコインロッカー】伊坂幸太郎−悲しいことをしたら、神様を隠したら良い。

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【悲しいことをしたら、神様を隠したら良い。】

伊坂幸太郎を読んでいると、日々の通勤が楽しくなる。面白くて仕方ないし、なによりもキャラクターが素直でポジティブだ。

小説で出来る限りの叙述トリックを用い、読者を飽きさせない。サプライズと布石の回収力が見事で気持ちがいい。

ストーリーはボブディラン好きの青年2人が本屋から広辞苑を盗むところから始まり、過去と現在の2軸を織り交ぜながら、悲しい現実が実態を帯びてくる。

動物虐待をリアルに描写し、
輪廻転生を信じるドルジを描写することで、自分たちの価値観を改めさせられる。
人は基本的に性質が一緒だと思っていたが、信仰や宗教が違うだけでこんなにも人生観が変わるのかと思うと、人は面白い。

いつかブータンにいきたい。

作中名言
「不安をともなわない自信は、偽物だ」

「 生まれ変わりの長い人生の中で、たまたま出会ったんだ。少しの間くらいは仲良くやろうじゃないか」

「善いことをすれば、いつか報われる。悪いことをすればいつか報いがある」「日本でもよく言うじゃない」「違うんだって。日本人はその報いをすぐ欲しがるだろ。ブータン人はそうじゃない。今じゃなくていいんだ。生まれ変わった後に、それが返ってくるかもしれない。そう思っているんだ。日本人は即効性を求めるから、いつも苛々、せかせかしている。それに比べれば、ブータン人は優雅だよ。人生が長い」

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