『疾走』重松清−人間という「ひとり」の存在を突き詰めた至高の小説

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【人間という「ひとり」の存在を突き詰めた至高の小説。】

人が「ひとり」になっていく様を描く小説。
世の中の孤独を気どっている奴はこの小説を読んで絶望を感じると良い。そして重松清の描写力が凄まじい。なぜこのような心理描写を描けるのだろうか?

「お前」という1人称は宮原雄二の視点であろう。全ての伏線が利いている。どこへ向かい、どの結末に辿り着くのだろうか。上巻だけで大満足の小説。下巻が楽しみだ。

作中名言
「柿の実は全部とってはいけない。」

下巻を読んで↓

神父さんがお前に向けた手紙だったのか。
この小説は永遠に読んでられる。人間の誰しもが持つ負の部分が、先へ先へとページをめくらせる。

シュウジの幸せを望めないくらい、シュウジの「ひとり」に惹かれていく。本当のひとり。
もっと長くした3部作でも良かった。あなたの「ひとり」は「弧◯」

作中名言
「あの頃は、逃げるためではなく、追いかけるために走っていたのだ。なにかから遠ざかるためではなく、なにかに近づこうとして走っていたのだ。 」

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