『90分でわかるデカルト』ポールストラザーン

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「当たり前とされているものを疑え!」

デカルトの哲学の話ではなく、デカルトはこうゆう生涯を送ったんだよっていう本。

心気症(自分の健康を過度に心配する)持ちのデカルトは、幼い頃から秀才。学校で教えられるアリストテレス哲学も、トマスアクィナスも沈んで見えていた。大部分のものをがらくただと捉え、あらゆる章を総嘗めにしつつも、ある確信を得たと言う。 

「俺は何も知らない。」 

ソクラテスの無知の知を小学生で感じる。

ジェントルマンの家庭に育ったデカルトは社交の退屈さに飽き飽きする。喧噪から離れ孤独に思索を続けるを愛したデカルトは2つのものに取り憑かれた。

孤独と旅。

昼まで寝ることが好きなデカルト。ぐうたらと寝てて怒られても、眠たいんだと一喝する。

軍隊、戦争などの経験を経て、暖炉の中で思想に浸り、寝床についた頃、脳に閃光がはしり、覚醒。天命が与えられた!と錯覚。

哲学に寛容なオランダへ渡り、新しい哲学の形を数学的観測で追い求め、世界論などを執筆。

ただ、ガリレオが地動説を唱え異端とされた刑を知り、自分はそんな面倒なことは嫌だと、名前も書かずに自分の意見を世にしらしめる。

ただ、みんなはデカルトが天才だと知っていて、どうせデカルトが書いてると知っていた。 

方法序説にもあるように、とてもデカルトの哲学は分かりやすくシンプルである。 

「あらゆるものは徹底的に疑える。懐疑をおしすすめれば周囲の世界に対して抱いた信念を全て壊さなくてはならない。

確かなものなどなくなる。世界のすべて、我々が描くものだって幻かもしれない。自分の存在も幻影そのものだ。

何かを確実だとすることはできない。ただ1つを除いては。否定しようがない事柄が1つあるんだ。
それは何か? 

私は考える。それゆえ、私は存在する。

我思う。故に、我あり。」

最期はスウェーデンの糞女王のせいで死んでしまう。

哲学を暗黒期から救い出したのはまぎれも無くデカルトだった。

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