『ニューシネマパラダイス』−一歩前に踏み出すことのできる破壊

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【一歩前に踏み出すことのできる破壊】
今の心情でこの映画を観て、思わず感動して泣いてしまった。というより、何故今まで観てなかったんやろ。めっちゃええ映画や。

庶民の娯楽の場であった映画館で技師として働くアルフレード。映画好きのやんちゃ坊主トト。
彼らの半生が描かれ、ロマンと、恋と、友情と、時代と、青さと、別れと出会い、旅立ち。

すべての要素が詰まっている凄まじい映画。

映画好きのための映画。映画の歴史が分かる映画。
時代と共に移ろう人の心が実にリアルで悲しい。

ロマンを持ち続けた男の意志を継ぐ男の話。

アルフレードが最期に伝えたかった事の解釈は人それぞれだが、
アルフレードが盲目の中、不器用な手で繋ぎ合わせ、ニヤニヤしながら、トトの幸福を思いながら、仕上げた愛を
トトは、映画という五感すべてに働きかけるもので、全身で受け止めた。

あの頃は良かったという感傷もあるが、最終的なテーマは一歩前に踏み出すことのできる破壊だと思った。

また、中盤でアルフレードが話した99日間待った恋人の話もリンクしてくる。彼は何故100日を待たず去ったのか。
きっと立ち止まると思ったからだ。愛情なんだ。

気持ちの良い映画だった。
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