『秘密』東野圭吾−コナンの正体を知りながら暮らす蘭の話

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【コナンの正体を知りながら暮らす蘭の話】

これぞ東野圭吾の名作。

バス事故で植物人間の小学生と重傷の母。
目が覚めた時、体が小学生で中身が大人。コナンのような少女が生まれる。

父、平介はどちらを亡くしてしまったのか?奇妙な生活がだんだんと平介を苦しめる。コナンはコナンで悩み、もがき、妻として、小学生としてどうあるべきかを摸索する。

すべての人物に愛が溢れていて、どうしようもないぐらい切ないラストが衝撃を与える。人の心を巧みな文章で彩っていく東野圭吾の真骨頂のような小説。
答えの無い問題に答えをつける潔さが大好きである。男として、俺だったらどうゆう選択をするのだろうか?

【作中名言】
「誰だっていつまでも子どもでいたいわけよ。馬鹿だってしていたい。だけどそれを周りが認めなくなるんだな。
あんたそろそろお父さんなんだからしっかりしなさいとか、もうおじいちゃんなんだから落ち着きなさいってことになっちゃう。
違うよ俺はただの一人の男だよといっても、許してくれない。子供ができたら父親だし、孫が産まれりゃじいさんだ。
その事実からは逃げられないんだよな。」

「人生ゲームだよ。出世したくないってのは、歳をとりたくないってこと。」

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