『清潔で純粋で透明な生命』

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 はじめ白かった身体も酸素を吸うたびに赤みを帯びてきた。

一秒毎に大きくなるように手をグーパー小さな口を一生懸命広げ、自分の生命を確認している。

10ヶ月もお腹にいて見えなかった生命は、しっかりと成長しており、ドキドキでソワソワしていた分、五体満足の赤ちゃんの身体を見ると安心感と脱力感を感じ、みんな少し経つと眠気に襲われた。それぞれが気を張っていた。

一番頑張った嫁さんはやはりお腹が痛いみたいだ。手術の痛さと子宮収縮の痛さ。弱りきっていて可哀想だ。それぐらい大変なことをした。10ヶ月色んな想いや心配を抱き、お腹を痛めて産んだ。誕生日は母親に感謝する日なんだろう。

一番清潔で一番透明なものを見た。心洗われるとはこのことで、自然とニヤニヤとした笑みがこぼれる。こんなにも純粋な存在が近くにいれば、負の行動は絶対にできない。

しっかりとこの目を見てれば、自分もまっすぐ人生を全うできるような気がする。

曲がった背中を見せられない。視線を逸らさずに向き合っていく。

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コメント

  1. HARU より:

    おめでとうございます。
    素直に羨ましいですが、その何倍も「良かったなぁ」と思ってます。
    本当におめでたい。

    • tadasiiyou より:

      ハルさん
      ありがとうございます!皆さんに祝ってもらいとても嬉しいです。

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