『90分でわかるヴィトゲンシュタイン』ポール•ストラザーン−アンチ哲学の哲学者

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「語りえぬものには、沈黙しなければならない」

かっちょえーぜヴィトゲンシュタイン!
自分は「凡人」と称しながらも、上級のクラスに入れられた秀才。
「周りは馬鹿ばかりだ」と言いながら、落第してたヒトラーと大違い。同い年。

航空工学、数学を身につけ、ラッセルの集合によるパラドックスの問題を解くために、哲学を勉強する。
その後、ラッセルをしても、「教えることは何もない」と良いしめた悪魔的な天才だった。

そして論理学を勉強したヴィトゲンシュタインはある真理を見つける。
「哲学は現実を写し出す像を提供しない。
哲学は個々の学問の探求を裏付けもしなければ、反駁もしない。
哲学は論理学と形而上学の弐種類しかなく、論理学に他ならない。」

つまり、哲学なんてものを勉強するのは馬鹿だ。と従来から続いてきた哲学そのものを打ち砕く哲学を世に発表した。

それから、ノルウェーの山奥で孤独に論理学を追求する。
「世界には不確かなものが存在し、それを「意味」と呼ぶ。
人生の意味、つまり世界の意味を、我々は神と呼ぶ。」

ヴィトゲンシュタインにとって、祈るとは、「人生の意味に思いを巡らすこと」だった。

そして、問題作「論理哲学論考」が発表される。
「世界とは現に成立してる事柄の総体である。事実が集まったものであり、モノが集まったものではない。
つまり、論理的な空間における事実こそが世界である。
世界はさまざまな事実に分たれる。

語りえぬものには、沈黙しなければならない。」

つまり、僕たちは、言語の限界を越えていくことは出来なくて、思考はそれ以上には働かない。
思考は論理から外れることは不可能なのだ。
言語を構成する論理的な命題は「世界を写し出す像」であり、それ以外のなにものでもない。

これはある種の事柄については全く語ることが出来ないということ。
(神とか)

ただ、その正しさを示すことは出来ると彼は教師になり、
生徒に自分の知識を教え、一人一人に詰問攻めをしてたじたじにさせる余生を送る。

哲学の破壊者は、語りえぬものは、すべてただの言語であり真理はないので沈黙をしなけれなならない。と、すべての思考を壊し、哲学者たちを批判し、あざけ笑うアンチ哲学の哲学者だった。

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