『世界史の中のパレスチナ問題 (講談社現代新書)』感想

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大変わかりやすい構成で、歴史的背景がとてもよく分かる本。
これ一冊で大体のパレスチナ問題の大筋は分かる読みごたえのある本。

紛争当事者たちも解決を求めている。
イスラエル人のシャローム(平和)とパレスチナ人のサラーム(平和)がそんなにもかけ離れてるとも思えない。
にもかかわらず、和平交渉は難航し、解決の糸口さえも見つからない。
言うは易しやるは難し

【どうすれば解決できるかよりも、なぜこれまで解決できなかったのかという視点を持たなければならない。】

このアプローチの仕方は大変遠回りではあるけれど、大変興味深い問題だ。
会社組織においても小手先の解決策や、企画をうったところで何も変わらない。やった気になってるだけの奴が多い。
歴史を学び、擦り合わせることをしなければ、新たな視点も見えてこない。そう感じた。

パレスチナ問題を学ぶことは、
人/物/金/情報
が国境を飛び越え瞬時に分かるこのグローバル化した社会で、当事者も第3者も平和を求めているにも関わらず、現在進行系で戦争が行われている

「世界規模の矛盾」

だと思った。

僕たちは一個一個の小さな矛盾から解決していかなくてはならない。

自分の利益のために、自分が招いたある1つの矛盾は、その矛盾を上塗りするがごとく「嘘」で塗り固められる。

その「嘘」は「噂」により真実になり、「当事者の矛盾」は「第3者の真実」になりうる。

それは巡り巡って、糸が解けなくなり、
当事者は「そんなつもりじゃなかった。」と思っても、SNSがはびこる世の中は許さない。

僕らが出来る事は矛盾をできるだけ無くすこと。大きな問題にしないこと。そして、小さな矛盾を解決してあげること。

そのぐらいだと思った。

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