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息子1歳10カ月『好き嫌いと、感染性胃腸炎と、数字のカウントと』

息子1歳10カ月『好き嫌いと、感染性胃腸炎と、数字のカウントと』

『好き嫌い』 好き嫌いが出始めたみたいで、特に食べ物でもこれは食べる。これは食べないの差が出てきました。 嫌なものは首を振る。スプーンで口まで持っていっても食べない。 かと思いきや、急に食べ始める。など中々難しい年頃になってきました。 それも自我が芽生えてきた証拠として温かく見守ってやろうと思いますが、 料理を準備している嫁さんの気持ちになってみると。。。汗 『感染性胃腸炎』 ある日、息子が嘔吐した物を手で受け止めたことが原因だと思うのですが、 息子が発症し、...

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『暖炉~ルービックキューブ~』黒川洸太郎-ショート小説コンテスト50

『暖炉~ルービックキューブ~』黒川洸太郎-ショート小説コンテスト50

『暖炉~ルービックキューブ~』 ホームパーティーという名のもとで親に連れて行かれた場所はこの街で一番の豪邸だった。 親以外は全く知らない環境で緊張していた僕に対し、 親は「ほら、お友達がいっぱいいるよ。遊んでおいで。」とだけ言い放ち、知り合いらしいおばさんと談笑する。 確かに僕以外に10人程子どもがいて、彼らはお互いを知っているのか知っていないのか隅の方で余所余所しく遊んでいた。 僕は何か一人で遊べるものがないかを探しルービックキューブが転がっていたので、これはラッキー...

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『暖炉~見やすさ~』白川湊太郎-ショート小説コンテスト50

『暖炉~見やすさ~』白川湊太郎-ショート小説コンテスト50

『暖炉~見やすさ~』 暖炉のある部屋で最も座りたい場所はどこか。 おそらく多くの人間は暖かい場所を選ぶだろう。 一般的にも一番暖を取りやすい場所が上座になるらしい。 だが、私はそこを選ばない。 私は炎を見やすい場所に座りたい。 暖を取りやすい場所と炎を見やすい場所は似ているようで違う。 暖を取るだけであればできるだけ近づけば良いのだ。 実際に暖炉のすぐ傍ではペットの犬が寝そべっている。 犬は目を瞑っている。元はどこかで保護されたのだが、今では私の家で上品に振る舞って...

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『暖炉~思ひ出~』緑川凛太郎-ショート小説コンテスト50

『暖炉~思ひ出~』緑川凛太郎-ショート小説コンテスト50

『暖炉~思ひ出~』  僕の母方の祖父母の家には暖炉があった。  その前には、揺り椅子があり、僕はよくそこで寝ていた。  祖父はそんな僕に優しく布団を被せ、祖母は燃えないように暖炉から揺り椅子を少し離した。  目を覚ますと、いつも暖炉の火は消えており、僕が申し訳なさそうにすると、祖父母は笑って「構わんよ」と言った。  少ししてから、父が「お義父さん、お義母さん」と薪を持ってきて、暖炉の中に放り、火をつける。 「お、優(ゆう)。目を覚ましたのか」 「おはよ、父ちゃん」 「...

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『ハゲ~陰口の代償~』黒川洸太郎-ショート小説コンテスト49

『ハゲ~陰口の代償~』黒川洸太郎-ショート小説コンテスト49

『ハゲ~陰口の代償~』 ―朝礼後― 「今日の朝礼で気付いたんですけど、寺山さんハゲてません?」 僕がそうやって陰口を言うと遠藤さんは笑っていた。 「ほんま?気付かんかったわ。」 と返す言葉に、 「ちらっと見ただけなんですけど、結構やばかったですよ。」 と含み笑いを持たせて応える。 「苦労してはんねんで。」 と言う遠藤さんも少し面白半分だ。 ―昼休み― 「今日の朝礼で気付いたんですけど、寺山さんハゲてますね。」 僕がそうやって陰口を言うと寺山さん...

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『ハゲ~おまじない~』白川湊太郎-ショート小説コンテスト49

『ハゲ~おまじない~』白川湊太郎-ショート小説コンテスト49

『ハゲ~おまじない~』 あの子のことをずっと見ていた。 同じクラスの安原さん。腰まで伸びた黒くて綺麗な彼女の髪は、今みたいな夏の日でも暑苦しく感じない。 彼女はよく自分の髪の毛を触っている。あんなに綺麗な髪をしていたら触りたくなる気持ちもわかる。 私も彼女の髪の毛を触ってみたい、それができなくてもどうにかして仲良くなりたいと思っていた。 小さい頃にお姉ちゃんから教えてもらったおまじないがあった。 「画用紙に気になる人の髪を三本入れて飛ばすと、その人との距離が縮まる」という...

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『ハゲ~閑話~』緑川凛太郎-ショート小説コンテスト49

『ハゲ~閑話~』緑川凛太郎-ショート小説コンテスト49

『ハゲ~閑話~』 「どうでも良い話なんだが、佑司(ゆうじ)。俺の親父は五十を過ぎて突如禿げ始め、五年後には髪がなくなったのだ」 「だから何だよ」  俺は従兄弟の悠生を軽く睨む。 「お前さ、どうでも良いとわかっているのならば、早朝に呼び出すなよ」 「いや、お前に聞いてほしくて。どうしても」 「どうでも良いんだろ?」 「そうなんだけどさあ。ほら、同じような遺伝子を持つお前なら、きっとわかるはずだと」 「……まあ、俺らはパッと見は双子だからなあ」 「名字と性癖くらいだよな...

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『ショベルカー~埋葬~』緑川凛太郎-ショート小説コンテスト48

『ショベルカー~埋葬~』緑川凛太郎-ショート小説コンテスト48

『ショベルカー~埋葬~』  今まで生きてきた二十数年で唯一友人と呼べる彼とは、中学からの同級生である。彼は今も不思議な人だが、当時もかなり不思議だった。  授業は真面目に受けているのに、成績は悪かったり。  誰にでも優しくて、男女ともに人気があるのに、色恋沙汰は特になかった。  授業は実は聞いていなくて、恋愛には全く興味ないのでは? と思ったが、そうでもなかった。  俺も男女ともに人気がある方だったから、何となく女子に聞いてみると「鷲海(わしのうみ)くんって、お化けとか見え...

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『ショベルカー~ここ掘れワンワン~』白川湊太郎-ショート小説コンテスト48

『ショベルカー~ここ掘れワンワン~』白川湊太郎-ショート小説コンテスト48

『ショベルカー~ここ掘れワンワン~』 あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました。 二人は川で溺れていた子犬を助けてやり、家で飼うことにしました。 あるとき子犬は畑の土を掘りながら「ここ掘れワンワン」と鳴き始めました。 おじいさんが鍬(くわ)で畑を掘ったところ、たくさんのお金が掘り出されました。 驚きながらも二人は喜んで、そのお金で幸せに暮らしました。 それから数年が経ち、子犬は老犬となり、おじいさんもさらにおじいさんになっていました。 「あのとき僕...

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『ショベルカー~壊して欲しい~』黒川洸太郎-ショート小説コンテスト48

『ショベルカー~壊して欲しい~』黒川洸太郎-ショート小説コンテスト48

『ショベルカー~壊して欲しい~』 昼休み長江が俺のズボンをズラすとパンツも一緒に脱げた。下半身丸出しの状態を数人の女子に見られた。自分がこんなことをされるという事実がダサすぎて、女子からもそう思われたと思うと、顔が真っ赤になった。 長江が平謝りをしているが、僕は何も言わなかった。こうゆうアホにはノーリアクションで対応するに限る。変質者と同じだ。目で殺すのが一番効果的だと思ってる。 かと言って俺の腹の中の怒りが収まった訳でもなく、午後の授業から長江に仕返しする方法を考える。 ...

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