黒川洸太郎の小説 一覧

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『水槽〜なつくなよウンコマン〜』黒川洸太郎−ショート小説コンテスト⑧

『水槽〜なつくなよウンコマン〜』黒川洸太郎−ショート小説コンテスト⑧

『水槽〜なつくなよウンコマン〜』 「おいウンコマン。お前のウンコめちゃくちゃ長かったなぁ。」コンドウがクソほど面白くないイジリをしている。 キムラは無視を決め込んでいる。 「朝なに食ったらあんな臭いウンコが出るんだよ。なぁウンコマン教えてくれよ。」相変わらずのサブさだ。 キムラは無視を決め込んでいる。 「なぁミブシー。ウンコマンの耳ウンコが詰まって聞えねぇみてぇだぞ。」コンドウとミブシが笑う。 キムラは無視を決め込んでいる。 「あいつらはウンコしねぇのかな?だとしたら逆にクソほどきたねぇ...

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『鳥居〜違和感をズドン〜』黒川洸太郎−ショート小説コンテスト⑦

『鳥居〜違和感をズドン〜』黒川洸太郎−ショート小説コンテスト⑦

『鳥居〜違和感をズドン〜』 「今日も5人しとめた。次のターゲットはお前だ。そうだそこで立ち止まれ。その瞬間がお前の最後だ。さぁ来い。早く来い。そうだそこだ。気味悪がれ。止まった。よしよし。動くなよ。死ね。ズドーン!」 ぶつぶつ言いながらタカシはモデルガンを構えていた。一通り台詞を言い終わるとニヤニヤしながら振り返った。 「おいノブ。今日で6人目だよ。凄いよあの鳥居の落書き。みんな止まって絶対みるんだ。」 「違和感だよ。違和感は人を引き寄せるんだ。」 タカシは分かったのか分かってないの...

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『オプション〜コント結婚式〜』黒川洸太郎−ショート小説コンテスト⑥

『オプション〜コント結婚式〜』黒川洸太郎−ショート小説コンテスト⑥

『オプション〜コント結婚式〜』 ボ「いらっしゃいませ。今日はどういったご用件で?」 ツ「いや、式場さがしてまして。色々見て回ってるんですけど、迷ってるんですよー。ちょっと見積もりだけでもたててもらえませんか?」 ボ「もちろんです。お客様。日取りは決定していますか?」 ツ「ゴールデンウィークなんかはー、高いですよね?」 ボ「そうですねぇ。人気の日取りは少しお高めになります。少し待ってください。。。。。はい大丈夫そうですね。」 ツ「そうですか!値段はばっくりどのくらいでし...

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『ホールケーキ〜蝋燭を一気に点ける方法〜』黒川洸太郎−ショート小説コンテスト⑤

『ホールケーキ〜蝋燭を一気に点ける方法〜』黒川洸太郎−ショート小説コンテスト⑤

『ホールケーキ〜蝋燭を一気に点ける方法〜』 神聖ローマ帝国の頃から変わらない石畳は歩きにくい。 深い黒色の石畳は何百人何万人と様々な民族に踏みしめられ、神々しく光っている。 街灯は明るすぎない。道をうっすらと照らしているだけだ。 どうやって外すのか分からないマンホールに猫がいる。 僕らが歩きすぎるまで全く動かない。その場所が家であり、僕らが通行人なのだ。 街の真ん中にある城は奇妙なまでに暗い。 昼の存在感とは違う圧倒的な力を感じる。 凄く静かだ。街を革靴で歩く...

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『美女〜理不尽な食物連鎖〜』黒川洸太郎−ショート小説コンテスト④

『美女〜理不尽な食物連鎖〜』黒川洸太郎−ショート小説コンテスト④

『美女〜理不尽な食物連鎖〜』 この20人ばかりのイベントサークルの組織図はこうだ。男性リーダーをトップに据えて、3人の女性幹部が企画を考え、リーダーに提案。他の16人がそれに参加する。といった具合だ。 だが、そんな組織図はただの業務フローであり、人が集まりサークルという集団になっている理由となる裏組織図が存在する。 その中核を握っているのが、この3人の女性幹部の中の一人、春香ちゃんだ。この美人の春香ちゃんを目当てにイケメンが集まり、このイケメンを目当てに普通の女や普通以...

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『おなら〜プー太郎〜』黒川洸太郎−ショート小説コンテスト③

『おなら〜プー太郎〜』黒川洸太郎−ショート小説コンテスト③

『おなら〜プー太郎〜』 あいつは『おならプー太郎』。クラスでそう呼ばれてる。クラスが変わり1日目に英語の授業中で、とんでもなく臭い屁をこいてから、そう呼ばれている。なにもこいつはおならだけではなく、人前で鼻クソはほじるし、鼻毛は伸ばしたままだ。女子からは不潔がられ、男子はカンチョーしたり消しゴムを投げたりしてイジっていた。 そんな時こいつはヘラヘラ笑っている。なのでイジリがイジメに変わるまでの時間はかからなかった。背中に突然跳び蹴りをされたり、腕にマジックで落書きされたり、ロ...

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『札束〜刺激との代償〜』黒川洸太郎−ショート小説コンテスト②−

『札束〜刺激との代償〜』黒川洸太郎−ショート小説コンテスト②−

『札束〜刺激との代償〜』 夏の夜はブルーハーツを唄いたくなる。そんなどうでもいい話を僕はしているが、幸雄はいつも通り聞いてるのか聞いてないのか分からない表情だった。長い夜の長い一本道の下り坂をゆっくり歩いていた。 幸雄が満を持して言った言葉から全ては始まった。 「あっちゃいけない金ってのが世の中にはあると思うか?」 昔から良くない話をするときは省略して話す癖がある。幸雄とは中学からの親友だ。 「なにかしらあるんじゃねぇの。昔どっかの竹やぶで一億円見つかったこともあっただ...

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『白のセーター』黒川洸太郎〜ショート小説コンテスト①〜

『白のセーター』黒川洸太郎〜ショート小説コンテスト①〜

【白のセーター】 彼女はベージュのセーターを着ていた。僕は何も尋ねない。 僕は白のセーターを着ている。数日前に彼女と約束したんだ。 「白のセーターで合わせよう。」僕が言ったサブい提案に彼女はノリノリだった。 少しくすんだ彼女のベージュのセーターはとても大人っぽく、少し汚れたこの世界にうまく馴染んでいた。 その点、僕の白いセーターはなんだか世間知らずだ。急に周りの目線が気になりはじめた。グレーな色とギーギーと雑音が混じる空間に、僕だけが異彩を放つ。 ヒル...

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