2017年06月18日 一覧

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『望遠鏡~親子で~』白川湊太郎-ショート小説コンテスト38

『望遠鏡~親子で~』白川湊太郎-ショート小説コンテスト38

『望遠鏡~親子で~』 晴れた日の夜には無数の星が輝いている。それは人間が作り出した光の多くを排除できたからこそ見られるものだ。私は望遠鏡を通してこの星を眺める度に都会を離れて良かったと思う。 しかし、息子はそうでもない様で、いつも「ここはつまらない」とばかり呟いている。父親である私に付き合わされて田舎へと引っ越すことになったのだから。 「なあ、ちょっと見てみないか?」 「別に、いい・・・」 参考書から目を離さないまま返事が来た。こんな会話を毎日繰り返している。息子は十五歳。...

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