取引先のメーカーさんに教えてもらい来店。
テーブルが5つ程。15人ぐらいで満席になるような小さなお店を、おじいちゃんとおばあちゃんが経営している。
船場のおっさんが次から次へと入り、黙って中華そばや、焼き飯を喰らい、仕事に帰る。そんな店。
噂によれば、焼きそばも美味いらしい。
写真はワンタンチャーシュー麺650円。
定番の中華そばは430円。不味い社食を520円で食っていた日々を悔いる。
メーカーさん曰く、15年ぐらい前に食べてて、今でも懐かしくてここへ食べにくるらしい。
確かに素朴で美味い。めちゃくちゃ美味いんじゃなく、なんか美味い。
焼き飯もぱらぱらでなく不細工な見た目。だが、なんか美味い。そんで、なんか安心する。
店主が長年のれんを守り続けた愛情がそのまま店内を包み込み、お客さんを包み込んでいるようだ。
スープが染込んだワンタンを、チャーシューでくるんで食べてみる。美味い。
大盛りできますか?出来ません。
3人いけますか?バラバラの席で相席してください。
客に媚びない姿勢も嫌味が無くて心地いい。
教えたいようで教えたくない中華そば屋。
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