声音書房の親父と嫁は子育て中
息子と娘とラジオと本と株が好きな平凡サラリーマンブログ
2016/6/25 ブックレビュー
『いい明日がくる 夜の習慣』佐藤伝
身体を暖める。 オレンジ色のライトで気持ちを落ち着かす。 他人と関わらない。(メールSNSなど) 加湿器と除湿器で湿度50%にこだわる。 日記を書かず、一ヶ月の予定を想像する。 一緒に寝てる場合はフットライトをつけて迷惑をかけない。
笑顔で眠る。
以上。
ぺらぺらの本。
親父
5点中2点の本でした。 朝井リョウはこんな本を書くんだなぁと勉強になりました。若者の感性はおっさんから観たら新鮮だったのかなぁ。こんな評価されてる意味合いが僕には分かりませんでした。 重松清の『きみのともだち』と似てる気がしましたし、重松清の方がよりグロテスクな心理描写で読み終わった後、倒れこむ程、気を病ませます。 もっと伏線があり、桐島の深いエピソードがあり、と期待してたのですが、僕としては、さっぱり爽やか青春小説でした。 逆にあれだけ心理描写を中心とした作品をどう映画化したのは気にな...
記事を読む
「当たり前とされているものを疑え!」 デカルトの哲学の話ではなく、デカルトはこうゆう生涯を送ったんだよっていう本。 心気症(自分の健康を過度に心配する)持ちのデカルトは、幼い頃から秀才。学校で教えられるアリストテレス哲学も、トマスアクィナスも沈んで見えていた。大部分のものをがらくただと捉え、あらゆる章を総嘗めにしつつも、ある確信を得たと言う。 「俺は何も知らない。」 ソクラテスの無知の知を小学生で感じる。 ジェントルマンの家庭に育ったデカルトは社交の退屈...
『熱量のあるところに人は集まる。』最近こう考えることが多く、その考えとこの本がリンクしたのか、とても楽しく読了できました。 カフェの歴史を知れた事。 〈ヨーロッパの元祖カフェは、漁師や航海士が海の情報交換をする場所だった〉 新しいカフェのスタイルがなんとなく見えた事。 この2つだけで☆5の価値があった。 この本でも「読書」というのを薦めていて、 読書は【判例、例外を探す為のドリル】みたいなもの。らしい。 そして【常識ではなく、知識が増える】もの。らしい。 世の中にある常識や思い込み、...
【欲しいものが分かっていない奴は、欲しいものを手に入れることは出来ないだろう?】 コインロッカーで目覚めた2人 全てを無にしようとするキクと、無にしたくないから輝きと繋がりを求めるが、結局無になろうとするハシ。 最後のシーン。 ダチュラを持ち帰り、日焼けした皮膚で白のスーツとワンピースできめたキクとアネモネが、オフロードバイクをフルスロットルで牛乳まみれのアスファルトを、全てを壊すものを手にしながら疾走していくシーンが、無茶苦茶にかっこよかった。 あれほどイメージが...
表紙になっている紙粘土で作った女性が凄い気になる。 もし自殺したのが女性生徒で、校舎を見ている描写なのだとしたら、 凄く嫌やな〜。表紙でバレてるとかは止めて欲しい。 物語は 高校で誰かが飛び降り自殺をした。 8人の高校生はいつも通り通学するのだが、そこは誰かの異次元世界にある学校だった。 その中の1人が自殺した友人で、責任を感じろと次々と殺していく話。 誰が自殺し、彼らにどのような責任があるのかは下巻。 辻村深月のキャラクターそれぞれの心理描写が凄い。 こん...
あのときこうしていたら、未来は変わっていたのだろうか? PKという小説のテーマです。 僕を本好きにさせてくれたのは、 本に人生を豊かにしてくれる名言を残してくれる伊坂幸太郎さんの作品に出会ったからです。 伊坂幸太郎 東野圭吾 辻村深月 森博嗣 太宰治 が好きです。 自分の色を出す本棚ってなんだろう
①アンネの日記/アンネフランク 生理がきて驚いたり、ペーターに恋をしたり、結構普通の日記だったんだなぁ。 ②聖書 いわずもがな。 ③コーラン ジハード(聖戦)という考え。 「戦いを挑むものがあれば、アッラーの道において堂々と迎えうてば良い。」 というコーランの一部から、 これが、過激派勢力を生んでしまった。 ジハードで死ねば、確実に最後の審判で天国にいけると言われてるから。 ④【プレテスタンティズムの倫理と資本主義の精神/ウェーバー】 「労働は神が望まれ...
早くも幻夜が読みたい。 ストーリーは簡単に言うと、殺人という罪を隠すために殺人を重ねながら互いを知らぬ存じぬで守っていく男女の話。 2人が繋がってたり、互いを思う描写はなく、暗に意味したような表現が想像力をかき立てる。 物語の引込まれ方が凄かった。章の区切り方が実に功名で、時間列と読者の気になるポイントを押さえていて、展開が常に気になり、ページ数が全く気にならない。 雪穂を通して美人最強説を説いている。 亮二を通して雪穂の最強度合いを増幅させている。 最後どう...
この人は本当に凄いなぁ。荒木スミシという人物が好きだ。 自分自身「本を作りたい」という衝動がある分、リアルな体験記と思いが参考になり勉強になった。 夢を追う衝動。創るという行為。 今の自分の危機感の欠如。「創る」とは「生きる」ということ。 自己啓発本とも取れる勇気をくれる本だ。 ただ、要らないタイミングで自分の本を宣伝したり、病気の説明や、無駄なページの作り方が、少しセコく感じました。 あれは「あえて」ではない。 作中名言 「暗闇の時には死にたいと思うこともある。...
問題にぶちあたった時、とにかく 「分解の木」を書いてみようということ。 ①1つの問題に対して考えうる原因を枝分かれにして洗い出す。 その原因が起こる原因をさらに洗い出す。 原因を小さく分解していって、小さい問題解決を繰り返すことで大きい問題が解決する。 全ては小さなことを見直して1つずつ確実に実行していくこと。 ②1つの投げかけに対し、YES NOで分けて、NOの要素を深堀させていく。 深堀する方法は考えうる仮説をいくつも出していくということ。 ③...
メールアドレスが公開されることはありません。
名前
メール
サイト
上に表示された文字を入力してください。
最近のコメント